年間計画テーマにより配信します。
「ちーやん夜話集」から抜粋しました。
昭和33年に書かれたものですが・・・。
各自感想をRTでお願いします。
ちーやん夜話集より
グンティウカスを戒める文(昭和33年1月1日記)
昭和33年の新年を迎え、お祝詞を申しあげます。
さて、昭和32年をふりかえってみると、人間はついに人工衛星をうちあげるという、前古未曽有の才能を発揮しました。この点だけでも1957年という年号は、永久に人間の歴史に記録されるでしょう。
われわれスカウト界では、B−Pの生誕100年と、スカウティング創始50年の年でした。ジュビリー・ジャンボリーを始めとして、各国で記念行事がありました。日本では、一昨年の日本ジャンボリーの余勢をかって、各地で県大会や、ブロックの大会が盛んに行われて、相当の成果をあげ、一方ではこの年を倍加運動の年として、キャンペーンが展開され、これらが、相関連しながら、一大PRとして、この運動を盛りあげたことは、疑いありません。
私はここで、その中の、県大会またはブロックのキャンポリーについて、一つ考えてみたいと思います。
大会とか、キャンポリーとか、ジャンボリーとかは、結局「おまつり」である。という説があります。無論そこには「訓練」もあるし、「交歓」もあるし、「運動」の発展が促進されるから、決して無駄なお祭りではないと思います。けれども、戦後、特にこうした企画が、少し多すぎるのではないか、という声に対しては、私は、耳を傾ける者の1人であります。即ち、本来のスカウティングをする分量が減って、大会に出るための「俄か勉強」とか、「つけ焼刃」的な、いわゆる「まにあわせ」の教育に、陥った隊が相当あるという事実について、大いに反省の要があると考えるのです。
がっちりした、正規の班別制度も実行しない。年少幹部班の訓練も一向やっていない。前に書いたように、隊長が、自分のヒマな時に、隊員を集めて一斉訓練をして、お茶を濁している−−−と、いうような隊に限って「ソラ大会ぢゃ」となると、無理をして金を集め、服装や野営具をととのえ、威風堂々(?)大会に乗り込むようです。ところが平素、本式の訓練がしてないものだから、大会の2日目、3日目になると、体力がもたなくて、疲労が人の目につく。病人もできる。ホームシックにもなる。と、いう工合で、期間中に、こっそり撤営して逃げ出した例さえあります。(軽井沢所見)
これなどは極端な例ですが、本式のスカウティングをやる方に全力を尽くさないで、「大会スカウト」を製造するということは、本末転倒(ほんまつてんとう)で、私は、これをグンティウカスと名づけたいのです。
大会に出る資格が、2級以上とか、1級以上とかに制限されると、「俄か勉強」で2級や1級が、大量生産されます。これは、進級意欲をたかめる一つの方法ではあるが、問題は「その後」の成績にかかる、と思うのです。「その後」、一向にスカウティングを継続しなかったり、進級もしないならば、一体、何のための大会ぞや、といいたくなります。
こういう点も考えてみたいのです。それはある班の全員が、そろって大会に出るのであるならば、本来の班そのままの編成で出られるから結構であり、正規の班別制度をこわさずに済みます。ところが、どの班にも大会不参加者が何人かある場合、隊としては、混成の班を何コ班か作って、大会に挑むことになります。この形は、形式は班であっても、実質は臨時班であり、混成班であります。果たしてこれを正規の班別制度といい得るでしょうか? 私は大きな疑問があると思います。ところが、こういう実例は、実は、ザラにあるのです。
本式に班別制度を実施するためには、どの班も、自班専用のテント、シート、工具、炊具、毛布を持たねばなりません。ところがこれは、何万円という大金がかかるので、中々出来ない。やむを得ず、隊が何張りかのテント類を持っていて、各班はそれを共用する、という隊が非常に多いのです。もし、大会に出る人数が、隊所有のテントの収容人員を上まわる場合には、どこからかテントを借りて来て間に合わす、という例が、非常に多い。こんなことでは、本当の班別制度は出来んのじゃなかろうか。と、思います。かつ、こういう因子の上に成り立った大会というものは、結局「おまつり」になってしまうほかあるまいと考えられます。
今度、英国のジュビリー・ジャンボリーに参加した各国のスカウトは、ほとんどシニアーばかりであった。と、いう話をきいて、私はそれが本当だろうと思います。体力からいうても、訓練の程度からいっても、こうしなければ耐久力がもつまいと思うからです。
15才以下のスカウトは、大会に出ることよりか、もっと、基本的な、本格的な正規の訓練を、そして正規の班生活を修める方が大切であります。相撲でいうならば、まだ彼等は、十両の位にもなっていないのです。もっともっと、基本をうちこむ時期であります。
私はこういう意味から、本末を転倒しないように望み、グンティウカスを戒めるよう強調したいのであります。
3月度ベンチャーラウンドテーブル報告
■報告者/山領正太
■開催日時/2006年 3月 3日(金)19時30分~22時00分
■場所/高宮スカウトハウス
■参加者/・3団伊東・4団山領・5団川原、春日・15団大久保・17団堤
■研修内容/2/25技能章研修会での評価反省
■協議事項
1.100ハイクスカウト反省会を終えて
次年度VSプロジェクトについて考えます。
2.次年度のRT研修内容と事業計画について。
★研修テーマ/スカウト関係書籍の研究
スカウト関係書籍を研究し、毎月の担当者は事前にテーマとなる
書籍を発表、各自事前に読んだ上でRTで討議を行う。
担当分け
4月17団堤
5月17団堤
7月 3団伊東
9月 4団山領
10月 5団川原
11月15団大久保
1月18団黒見
2月22団五十嵐
★事業計画
・ 4月 地区ベンチャーフォーラム+ベンチャースカウト合同隊集会
・ 6月 合同技能訓練キャンプ(6/23~6/25)
・ 8月 VSプロジェクト(8月下旬)
・12月 合同技能訓練キャンプ(12/22~12/24)
・ 3月 ベンチャースカウト合同隊集会
■連絡事項
世界ジャンボリー派遣募集要項配布
(まだ受け取っていない隊長にお渡しします)
以上
■報告■100KMハイクスカウト反省会&
バーベキュー大会&VS技能章研修会
■主催/福岡中地区VSラウンドテーブル
■日時/平成18年2月25日(土)~26日(日)
■場所/脇山野営場
■参加者
・スカウト
4団 清田・田中
15団 児島
17団 松田・宮田・松尾・(三苫は夜のみ参加)
18団 阿倍野・中橋・(野田は夜のみ参加)
22団 青柳
以上11名
・指導者
山領・江崎・春日(朝まで)・川原(朝から)・冨永・
大久保・堤(朝まで)・黒見(夜のみ)・五十嵐
以上述べ9名
・考査員奉仕
中島・鶴我・(冨永兼任)の延べ3名
・給食奉仕
平田芳江(4団)
・一般奉仕
3団父兄2名・ほか地区役員
■活動概要/
2月25日(土)
16時00分 指導者集合・バーベキュー準備(担当4団)
16時30分 受付・会計(担当3団)
17時00分 開会式(担当15団)
17時20分 100KMハイク反省会&バーベキュー(担当4団)
1.RTで用意したスカウトアンケートを配布
2.議長を中心にスカウトは反省会(議長4団清田君)
バーベキューにはスカウトだけではなく、ベンチャーリーダー・
技能章考査員も参加する
20時30分 夜の集い(自己紹介と反省会の結果発表)(担当18団)
反省会で出た内容をまとめてVSリーダーを前に発表する。
今後のVSプロジェクトの参考事項する。
21時~23時 技能章ワンポイントレクチャー(担当17団)
1.堤隊長/はじめに技能章とは
2.鶴我委員/野営章・野営管理章
3.冨永委員/救急章・事務章ほか
休憩(10分)
4.中島委員/炊事章・翌日の炊き出しプログラム説明
5.山領委員/技能章に挑戦しよう
7.地区コミッショナーの話
23時 消灯
23時~ リーダー会議 (議題/14NV奉仕隊派遣振り分けについて)
7時 朝食
9時 朝礼 (担当5団)
9時30分~ 炊事章考査課目の実践 (担当22団)
非常応急炊き出し食30人前の献立表、
および所要材料表、並びにその作業計画書
(器材、人員、所要時間)を提出すること。
3名のチーム×3組による計画・プレゼン・選考・実施展開・評価反省までのプログラム
12時~13時 昼食
13時~14時 撤収・閉会式・解散(担当15団)
■会計報告
入金の部 入金合計21.506円
支出の部 支出合計41.506円
差引残高マイナス20.000円
■主催者所感/VS担当副コミッショナー 山領正太
今回のねらいは2つありました。
ひとつは100キロメートルハイクのスカウト反省会を行い、次年度のベンチャープロジェクト
についてどのような方向性を取るべきかを深く検討していくこと。
二つ目は今年度の地区目標である「スカウトの上進、進級の推進」「団・隊指導者の
スキルアップを図る」ためにベンチャースカウトを対象とした技能章取得
支援プログラムを開催し、スカウトが技能章にチャレンジしやすい環境を整美することです。
前者については時間の関係で結論には至りませんでしたが、今後の方向性としては
有効な検討が行われたと思いますので、検討課題として協議を継続したいと思います。
後者では、福岡中地区初めての開催となりましたが、開催時期の都合で参加人数が
少なかったことや、プログラムの内容・地区支援のあり方など今後検討すべき点は
残されましたが、スカウトやVS隊指導者にとっては良い研修になったと思います。
またベンチャースカウトにとって技能の修得は本物を求める必要があると思います。
今回の研修では専門的な知識を持った考査員が具体的に指導して頂いたことでは
大変有意義であったと感じます。
非常用炊き出しのプログラムでは、定められた課題の炊き出しの計画・実施・展開を
行うチームと食事を提供される側のチームとで様々な評価が発表されました。
スカウトたちが提供された食事に対して「心がこもっている」という意見が多数
出たことには、彼らが他人に対する思いやりの大切さをよく理解しているのだと
私は感じました。
これからもより良い研修プログラムを提供できるよう継続していきたいと思います。
以上